追想・萌え日記 | |||
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欧米人なら”胸毛パパ” |
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僕が小学校のころ、テレビで「ディズニー劇場」(番組名、微妙に違ってたかも)という、ディズニーの劇場公開作を何回かに分けて放送する番組がありました。 思えば、コネリーが太って、かつらも付けずに出演した当時で、当時の僕は、中年の魅力全開のジェームス・ボンドおじさんに夢中になってしまいました。(その後、リバイバルで「007危機一髪」「ロシアより愛をこめて」などを見たけど、シリーズ初期の若いコネリーのネチっこい顔にちょっと引きました) ジョーン・フォンティーンとジョセフ・コットンの「旅愁」や、キャサリン・ヘップバーンとロッサノ・ブラッツィの「旅情」、あるいはデボラ・カーとケーリー・グラントの「めぐり逢い」などのような中年同士のオトナの恋を描いた作品もあり、外国映画のほうが自分の恋愛感覚には合ってると思いました。(同級生の女の子や男の子たちは当時「小さな恋のメロディ」や「ロミオとジュリエット」のような幼い恋愛映画に夢中になってましたが・・・・・)。 夜の9時台にやってたテレビの洋画劇場より、もっと好きだったのは深夜にやってた洋画劇場でした。 映画は大学教授のジェームス・メイスンが若い娘に夢中になって身を滅ぼす内容なのだけど、その娘(スー・リオン)の母親(シェリー・ウィンタース)に感情移入して見てました。 今見るとそれほどでもないのだけど、当時はメイスンおじさんの胸毛にメロメロにしびれたのでした。 |
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ただ、当時も思ってたことは、メイスンは胸毛は濃いのに、不思議と足は毛が薄かったこと(ガウン姿で生足をたっぷり見せてますが、毛がない)で、その点だけは現実世界で僕が好きだった仲本先生や井上先生のほうがカッコいいな・・・とは思ってました。 だから、当時から“すね毛は日本人”“胸毛は外人”というイメージで、なんとなく自分のなかで分別して考えてました。 その後、日本人でも、欧米人に負けないくらいの立派な胸毛のおじさんに出会うのだけれど、それは奇跡のようなもので、やっぱり一般的には、胸毛が似合うのは欧米人おじさんかな?って今となっては思うのです。 |
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