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 歌とシネマの懐かし動画 ひとくちコメント
 これらの動画は、わたしタロスケがつくったものではなく、いろんな方がYouTubeに登録された動画を”共有”させていただいているものです。
大変失礼ながら、これらの映像・音声音楽を作られた方々出演された方々&、そしてYouTubeに動画登録された方々の努力の結晶に、わたしの勝手な解説を付け加えました。


注意!
YouTube動画は常に変動しています。期限切れや削除されて観ることができなくなってる動画のコメントもありますがご了承ください。
 ●「ボーン・フリー」(「野生のエルザ」主題歌)マット・モンロー
ジェームス・ボンド映画の主題歌「ロシアより愛をこめて」などで有名なマット・モンローさんはイギリスを代表する歌唱力抜群の正統派バラード歌手。
まさか、こんなに素敵な”おじさまフェイス”の方だとは思ってもみませんでした。
日本のテレビ番組にも出演されたこともあるマットさん、1985年に54歳の若さで亡くなられていたとは・・・・なんとも惜しいです。
 ●「夏のページ」おおたか静流(しずる)
喜納昌吉さんの「花」や沖縄民謡「安里屋ユンタ」などカバー曲で有名なおおたか静流さんだけど、映画「鉄塔武蔵野線」主題歌の「サヤ・ドリーム」など、オリジナル曲も素晴らしいものがあります。
なんといっても透明感あふれる切なくて郷愁を誘う歌声が素晴らしい!
この「夏のページ」はアニメ映画「ズッコケ三人組」主題歌だけど、どんなシーンで使われたのでしょう?ちょっと興味あります。
 ●「Holday Company」Pops All Stars (1986年)
杉真理(すぎまさみち)さんを中心に結成されたポップス・オールスターズによる第二弾アルバム「サマーラウンジ」より、メンバー総出演のビデオクリップ。
ブレイク前のプリンセスプリンセスの奥井香さん、変わり種ソングライターの種ともこさん、知る人ぞ知る女性ポップスNo.1歌手の須藤薫さん、「ほっとけないよ」や郷ひろみさんに書いた「僕がどんなに君が好きか君は知らない」などで有名な澄んだ歌声の楠瀬誠志郎さん、そしてシティポップスの代名詞の南佳孝さん、そして、ここではもう説明のいらないアダルトポップスの元祖にして最高峰のハイファイセットの大川さん、トシさん、潤子さんです。
 ●「SUMMER VACATION」夫婦バージョン(竹内まりや&山下達郎)
これは市販されてない貴重なバージョンです。
でも、正直言って、この曲に関しては作曲者の村田和人さん本人の男声パートのほうがイメージに合ってる気がします。
 ●「遠くからみちびいて」ハイファイセット
バリー・マン作曲による「YouTurn Me Around」(原題)はアメリカでも隠れた名曲、岩谷時子さんによる日本語詞は、かの「フィーリング」(なかにし礼さんの日本語詞)より、ずっと心にしみます。
サントリー・トリスCM(子犬編)
雨の京都をひとり駆けてゆく仔犬の健気さ、可愛らしさに、なぜか切なく胸がキュンとなります。
CMを観て、身寄りのない仔犬の将来を心配した人も多いでしょうね。
このワンちゃんはCMスタッフが保健所で見つけてきた犬だそうで。その後、一般家庭にひきとられて、その名も「トリス」くんと名付けられ、十数年の天寿をまっとうしたそうです。
トリスくんが幸せな一生を送れて本当に良かった 。
 ●昭和テレビ番組(マンモスタワー、私は貝になりたい)
山本文郎さんの司会によるテレビ史番組。昭和33年の単発ドラマ「マンモスタワー」は森繁さん三島雅夫さん、森雅之さん、金子信雄さんなど豪華な顔ぶれ、「私は貝になりたい」は同じフランキーさん主演で映画版もつくられました。 SMAPの中居くんで再映画化されたのが記憶に新しいです。
 ●琥珀の魔法/EPO(エポ) NHKみんなの歌
NHKみんなの歌の隠れた名曲。
エポさんのライブでは、この曲の♪シャンカレ ウキオ〜♪の部分をみんなで一緒に歌いました。演奏スタイルもエポさんの声も、どこか癒し効果のある爽やかさ。「UVA ウーヴァ」というアルバムに収録されてます。
 ●miss you/ハイファイセット
ストリングスの豪華なアレンジの、少しジャズっぽいムーディーなバラードで大川さんトシさんコンビによるメンバー作品。潤子さんの甘い声はオトナの気品が漂います。こんないい曲が意外と知られてないのが惜しいです。
 ●NIKEのCM「ゴジラ対チャールズ・バークレー」メイキング
このゴジラ、日本のゴジラより表情豊かで、しかもゴジラがゴジラたるツボを押さえています。
アメリカ人でも、わかる人にはわかるんですね。
あの、エメリッヒ監督の、ニューヨークの街を駆けまわる大トカゲの趣味の悪さとえらいちがいです。
 ●「七色仮面」主題歌
でんでんどろりこ♪ってセンス、凄いです。それにしても、七色仮面に扮する波島進さんは、おじさんフェイスの渋い男だと変装しててもわかります。
 ●「泣いてたまるか」渥美清
木下恵介監督の弟である日本映画音楽のマイスター、木下忠司さんの作曲によるこの歌は、山本直純さん作曲の「男はつらいよ」と並ぶ渥美清さんの代表曲。映像は死神の西村晃さんから、後釜として選ばれたことを告げられるシーンのようです。
 ●「燃える秋」夜のヒットスタジオ
ハイファイセットのコンサートに何回か行ったけど、この「燃える秋」を歌ったの見たことなかったので、YouTubeでライブを観ることができて感動しました。潤子さんの歌い方、発声のセンス、バツグンです。
 ●「天使のささやき」(日本語/英語)スリー・ディグリーズ
深夜の洋楽番組「ソウルトレイン」は黒人音楽の歌唱レベルの高さがカルチャー・ショックでした。
数ある黒人女性ソウルコーラスの中でも実力派のスリーディグリーズが親日派なのがうれしいですね
。当時のレコード・ジャケットのデザインも時代を感じます。
 ●「ボーイハント」日本語バージョン コニー・フランシス
弘田三枝子さん、伊東ゆかりさん、竹内まりやさんら、たくさんの日本人歌手にカヴァーされた名曲。
コニーさん本人による日本語バージョンは、たどたどしさで切なさアップ、日本人好みの歌声です。
 ●「君待てども」平野愛子
「港が見える丘」と並ぶ平野愛子さんの代表曲。YouTubeによって、動く平野愛子さんをはじめて見ました。
どこか”あやうさ”を感じさせる切ない歌声は日本の流行歌の白眉です。
 ●「君待てども」(英語バージョン)ナンシー梅木
2007年にアメリカの療養所でガンのため亡くなったナンシー梅木さん。1957年のアメリカ映画「サヨナラ」でアカデミー助演女優賞を獲得したことを知ってる人は意外と少ないようです。
 ●「美しい人よ」大貫妙子
チャップリンの「街の灯」にも使われた1920年代のヒット曲「ラ・ヴィオレテラ」のメロディに、妙子さんが「旅」をテーマにオリジナルの歌詞を付けて歌っています。JR東日本のキャンペーン・ソングでした。
 ●「リトルロックから来た娘」 マリリン・モンロー&ジェーン・ラッセル
1953年「紳士は金髪がお好き」より、姉御肌の先輩グラマア、ジェーン・ラッセルとの共演。
マリリンは歌も独特の歌唱力があり、動きも溌剌としてます。
 ●「SUMMER VACATION」 竹内まりや・村田和人
村田和人さんのアルバム「My Crew」に収録されてる竹内まりやさんとのデュエットで、まりやさんのファンの人でもこの曲の存在自体を知らない人が多い隠れ名曲です。
 ●山口淑子 「蘇州夜曲」 1981
玉置宏さんの前節で送る山口淑子さん61歳の時の歌声です。日劇閉館イベントを伝える番組の一部分のようで、タクトを振る服部良一さんとの2ショットも貴重な映像。ナレーターはたぶん関口宏さん
 ●「夕なぎ」
隠れ名曲の多いハイファイセットのナンバーの中でも、潤子さんの声の美しさを実感できる名曲です。特に♪ひとり 歩けるわ〜♪の部分の声の優しさ、透明感は奇跡的。
 ●「Jajambo」(ジャジャンボ)
昭和30年、笠置シヅ子さんと旗輝夫さんで発表された「ジャジャンボ」は法華経のリズムを取り入れた服部良一さんの野心作。でも、日本国内では、かつての「東京ブギウギ」のような大ヒットにはなりませんでした。しかし、香港のスタア、葛蘭(ゲイラン)さんによって、東南アジアで大ヒット。アジアンポップの大スタンダードとなりました。
 ●「尋夢曲」(胸の振り子)
1950〜60年代に活躍した香港の歌手、葛蘭(ゲイラン)さんによる服部メロディのカヴァー曲です。
霧島昇さんのオリジナル・バージョンのイントロのメロディが生かされた編曲も、ゲイランさんの歌声も素晴らしいです。
 ●「山手のドルフィン」実景「海を見ていた午後」荒井由実 
ハイファイセットバージョンもいいけど、この曲に限ってはユーミンのオリジナルバージョンもすごくいいです。この歌を聴いて山手の「ドルフィン」へ行ってみたいと思ってた人、YouTube動画が夢を叶えてくれましたね。
 ●「熱帯夜」ハイファイセットPV
「燃える秋」とカップリングでシングル発売されたけど、アルバムに収録されたことのないレア曲です。通販のBOXセットには収録されてるんだけど、これだけの名曲、1枚ものベスト盤にも収録してほしいですね。それにしても、オトナの落ち着きと上品な甘さがあって、素晴らしい歌声です。。
 ●「カルメン故郷に帰る」高峰秀子
テロップで表示される歌詞は動画の作者さんの”聞き取り”によるもので、一部まちがっておられます。
「粋なこの娘と手を組んで」=「粋な殿御(とのご)と手を組んで」、「ボイエ」=「ボワイエ」が正解。
「恋のかけひきはブルゴーニュ」の”ブルゴーニュー”はブローニュの森の”ブローニュー”が正解のようです。木下忠司さんの作詞で当時の新進作曲家・黛敏郎さんの作曲、同じデコちゃんの歌でも「銀座カンカン娘」は今でもすぐ手に入るのに、この歌はなかなか手にはいらないレアな歌です。
 ●「マグマ大使」オープニング・パイロットフィルム
没になった顔出しマグマを演じるのは魚住鉄也さん、すっごい違和感に大爆笑!
 ●実写版「鉄腕アトム」タイトルバック&主題歌
作曲は「月光仮面の歌」「七色仮面の歌」で有名な小川寛興さん、日本の昭和30年代のテレビのチープさが楽しい。
 ●「夜来歌〜ふるさとのない女」
山口淑子さんの昭和27年の映画「上海の女」の名場面、実は日本語の歌を歌ってはいけないクラブなのです。それでも淑子さんが日本語で歌うのは日本人将校・三国連太郎さんへ愛を伝えるため。
この「ふるさとのない女」は団伊球磨さん作曲の隠れた名曲、今でも収録CDが買えます。
 ●ジンジャーエールCM
アメリカで1970年代に放送されてたジンジャエールのTVCMで、アルド・レイさんとブロデリック・クロフォードさん、ジャック・パランスさんが、それぞれの得意役(?)で出演されてますが、なんといっても、クロフォードさんの「ハイウェイパトロール」ダン署長のカラー映像がうれしい。
 ●「幼獣マメシバ」ある日のイチロウくん
この素直さ、純粋無垢な眼差しに癒されてください。
 ●「彼岸花」予告編
小津安二郎監督、初のカラー映画は独特の色調。佐分利信さんのU首ボタンシャツ姿が素敵。