小林桂樹さん、藤田進さん、森繁久弥さん

「にっぽん三銃士 博多帯しめ一本どっこの巻」(1973年、岡本喜八監督)より、
珍しいヒゲあり桂樹さんが水原麻紀さんに犯されるシーンです。







男が女にレイプされるという逆転の発想が岡本喜八監督らしいです。
東芝日曜劇場「ああ禁煙」や橋田加寿子ドラマ「番茶も出花」など、なぜか桂樹さんは脚および足の裏が大映しになることが多いのですが、脛毛が濃くないのが残念。
若いころから「はりきり社長」「サラリーマン出世太閤記」などで健康的な海パン姿や相撲まわし姿を見せていた桂樹さん、かなり年とってからも「飛んでろじいちゃん〜あの夏の日」で見せた褌姿は、少し細くなっていたけど、ナチュラルに厚い胸や整った体は立派でした。
↓「雪崩」(1952年、新藤兼人監督)の藤田進さんと乙羽信子さん



山奥にある水力発電ダムが舞台ですが、田舎暮らしが嫌いな奥さんが東京へ家出(?)してるところへ新人技師として乙羽信子さんが赴任してきます。
藤田さんの靴下の穴を縫ったり、している間に愛が芽生えてきて・・・・・
今見ると乙羽さんのヒロインが真面目すぎて罪悪感持ちすぎ、「もっと人生楽しく生きようよっ」て言いたくなる不倫メロドラマです。
福岡県久留米の出身の藤田さん、「姿三四郎」で素足で洗濯するシーンがあるけど、脛毛がほとんどないのは意外とガッカリ。
「ウルトラセブン」の長官役ころになると、ふっくらした甘さが消えてちょっと魅力減。
若い頃の「姿三四郎」「続・姿三四郎」の純情ぶりも可愛いけど、「加藤隼戦闘隊」が、やさしくて頼れる兄貴という感じで本人にとっての最高傑作かもしれません。
でも、もうちょっと年とってからの30代後半から40代にかけての主演作「銀座三四郎」「東尋坊の鬼」あたりの作品をもっと見たいです。
↓「女生きてます」(1970年,森崎東監督)の森繁久弥さんのトルコ風呂マッサージ・シーン

トルコ風呂って今は使っちゃいけない言葉なのですね。
映画では森繁さんの、そこそこ毛深くて逞しい足が画面いっぱいに映ります。
僕はこの映画を昭和50年ころ、当時、市内にまだあった旧作専門3本立て映画館の大スクリーンで見ました。
森崎東監督の「女」シリーズでは、必ず森繁さんのマッサージ・シーンがあるので全作見てみたいです。
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