クルト・ユルゲンスさん(俳優)、ジャック・カースンさん(俳優)

小山明子さんや団令子さん、若尾文子さんなど、
日本のスタア女優にファンが多かったドイツ系国際派スタア、ユルゲンスさん。
当時の映画雑誌には「主婦層を相当よろめかせている」って書いてあります。
でも、若い韓流スタアに夢中の今のおばさん方を見てると、
日本の女性に渋い中年の魅力がわかるなんて、とても信じられません。


イブ・シャンピ監督作「Le Vent se l'eve」(58)
ミレーヌ・ドモンジョの新作「風は起る」として映画雑誌で紹介
されながら、日本未公開に終わった作品
ふとしたことで逆恨みされる医者を演じた心理サスペンス「眼には眼を」(58)はセックスアピールを強調した作品でもありました。


↓1950年代、その名も「ジャック・カースン・ショー」というTV番組
を持っていたジャックさん、
きっと、お喋りが達者な毒舌家タイプ?の司会者だったんじゃないかと思います。
TV史上名高いSFシリーズ「トワイライトゾーン」の1挿話にも出演されてました。
日本では知名度は低く、また若くして亡くなられたのが残念です。

↑この2枚は「熱いトタン屋根の猫」(59)
この映画ではポール・ニューマンの兄、エリザベス・テイラーの義兄で、
がめつい嫁にそそのかされて、父親から遺産がっぽり頂こうと企むを卑しい役です。
↑ジュディ・ガーランド主演「スター誕生」(54)では、ジェイムス・メイスン演じる
気ままなスタア俳優に振り回されるマネイジャー、どちらかというと憎まれ役。
立派な体格の男っぽいルックスなのに、映画界ではあまり活躍できなかった(?)人のような気がします。
本国アメリカでは、映画よりもテレビのスタアだったのではなかったかと思います。  
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