早川雄三さん(俳優)
  
↑江波杏子主演の「新・女賭博師 壺ぐれ肌」1971より
 昭和30年代〜40年代に大映で活躍した早川さんは、コワモテの陸軍下士官、男気溢れる現場監督から優しいお父さん役まで、小市民的で人間臭い演技を得意とした名脇役です
 
 
 
 ↑上の五枚は昭和41年「大怪獣決闘ガメラ対バルゴン」より、関西弁で人の良い「川尻」さんを演じてます。
↓昭和38年の「風速七十五米」での酔っ払い4態。  
社長の娘(叶順子さん)に横恋慕している一本気な現場監督の役で、主演の宇津井健さんや田宮二郎さんより印象に残ります。  
    
 
 
↑「大魔神逆襲」(昭和41年)では善良な農民役で、(マグマ大使のガム役で有名な)二宮秀樹くん(当時)の優しいお父さん。
 
 ↑「〜バルゴン」での屈託のない笑顔。
後年はテレビ「ハングマン」や時代劇などの悪役が多かった早川さんだけど、この笑顔こそが本来の人柄だったのでしょう。
 
 
↑「女賭博師十番勝負」では、ちょっと気弱で人の良い人物を、
↓「新・女賭博師壺ぐれ肌」では太っ腹で豪胆な人情家の親分を・・・・とにかく、うまい俳優さんです。
    
   
 
↑「女賭博師」シリーズでは作品によって主人公・銀子(江波さん)の敵だったりする場合もあるけど、
銀子を見守る人情あふれる親分を演じた「新・女賭博師 壺ぐれ肌」が一番おすすめ
 比較的若い人でも「鳥人戦隊ジェットマン」の”じいや”としてご記憶の方もおられるでしょう。
   早川さんは平成10年ころに「調教の館」というアダルトビデオ(男女モノSM)にも出演されてると、友人が教えてくれたのですが、私の近所のレンタルビデオ店のアダルトコーナーには置いてませんでした。
←日本タレント名鑑に掲載されていた後年の早川さんの写真。


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